院長のひとりごと

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2024.02.28更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

前回、全体的に治したいと来院された患者さんに問題点とその治療計画、手術計画を提案し、同意頂きました。

初診時抜歯、骨組織再生処置を終え、インプラントとアンカースクリューを必要箇所に全て埋入しました。
インプラント埋入後アンカースクリューによる右上の圧下も終えて、上部構造を装着しました。
補綴後上部構造装着後です。

補綴後

各々の部分の比較です。まず右上です。
右上右上のアンカースクリューによる圧下の結果のレントゲンです。
右上レントゲン
左上です。
左上
左下です。

左下右下です。

右下初診時と術後のレントゲンです。

比較

患者さんはとても不安に感じておられたと思います。患者さんが勇気を出して手術を受けて下さった事に感謝しています。とても喜んで下さったので、良かったです。

医療広告のガイドラインに基づき、治療概要を記載致します。

治療名:骨組織再生処置、インプラント治療、CEREC治療、アンカースクリューによる機能的矯正

治療内容:骨組織再生後、7本のインプラントを埋入。仮歯作成後、光学印象、セラミッククラウン装着。

治療に際してご理解頂いたこと:局所麻酔が必要です。インプラント治療では外科処置が必要です。インプラントドリリング時、歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。機能的矯正による圧下は状況によりますが、6〜12ヶ月で判断していきます。

治療後にご注意頂くこと:治癒は術後の患者さんの動向に依存する部分もあります。手術後2〜3時間は患部を良く冷やして頂いた方が腫れにくくなります。手術後当日は汗をかくような体を温める血行が良くなることは控えて、安静にして頂いた方が腫れにくくなります。2〜3日は腫れることがございます。装着している上部構造はオールセラミッククラウンなので、固い物を不意に咬んだ時に割れることもあります。しかし、中のアバットメントは全く無傷でいることが可能ですし、コンピューター内にデータがありますので、ご来院時には既に作成しているセラミッククラウンを装着できます。

治療期間:約1年間

処置内容:骨組織再生手術、機能的矯正、7本インプラント埋入手術、光学印象、セラミッククラウン装着 

投稿者: リモデンタルクリニック

2024.02.21更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
全体的に治したいと患者さんが来院されました。
初診時施術を行う上で、患者さんに負担が伴う部分がありました。右上、左上、右下に問題点があったので、各々の部分について説明しました。

右上

まず右上です。問題点は残根ではなく、脱離部分でもなく、挺出した第一大臼歯です。右下の補綴スペースの確保、咬み合わせを安定させるために、アンカースクリューを使って第一大臼歯の圧下が必要であることを説明しました。

左上次に左上です。破折した根の周りに不良肉芽組織があるため、抜歯後に歯槽堤が安定しないことが想定されました。咬み合わせを確保する前に、骨組織再生処置を行い、組織を正常な状態に戻す事が必要であることを説明しました。

右下
最後に右下です。水平埋伏した親知らずが周りの歯肉に炎症を起こし、咬み合わせの確保を邪魔する事が想定されました。この親知らずは歯根膜がほとんど消失しており、骨との癒着が予想され、かなり大変な抜歯になることが見えていました。患者さんには抜歯の必要性を説明しました。そして、治療計画書を作成しました。
治療計画書患者さんには治療計画に同意いただき、インプラント治療を選択されました。
右上と左上の抜歯と骨組織再生処置が終わったところで、手術計画書を作成しました。
手術計画書手術計画書患者さんは手術内容に同意されたので、インプラント手術を行っていくこととなりました。後半へ続きます。

投稿者: リモデンタルクリニック

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