院長のひとりごと

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2012.12.19更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

副院長は保育所のママさん達に子どもの歯磨きについてよく質問されるそうです。我が家では夜寝る前に娘の手足を押さえつけて念入りに歯磨きをします。乱暴かもしれませんが、我が娘のためには当然のことだと思っています。
乳歯で一番虫歯になりやすいのは上の前歯です。奥歯かと思いきや、前歯であるのは、お口の中にはえてくる順番の差です。食べ物にさらされる期間が長いほど、むし歯のリスクは高くなります。下の前歯の方がはえている期間は長いのですが、唾液による自浄作用で下の前歯はそこまでむし歯になりません。ですので、下の前歯がむし歯になっているときは、お口の中の全ての歯にむし歯があります。
むし歯や歯肉炎が発生するまでにどのくらいの期間を要するのか、実際に歯を磨かずに検証した有名な論文によると、プラークが発酵して酸を出すまで、2〜3日の時間を要します。ですので、一日一回必ず、プラークをオールリセットしておけば、むし歯にはなりません。
「またお菓子を食べるかもしれないから、またあとで歯磨きしよう。。。」と思うと、子どもが寝てしまって、口を開けてくれなくて、歯磨きが不十分になります。
子どもは歯磨きをしたあとでも、お菓子を食べることもありますが、それは仕方ないことだと思います。。。。もちろん食べない方がいいですが。子どもにとっても、大人にとっても大切なのは一日のプラークをオールリセットすることです。

久々に長々ひとりごとしてしまいました。スミマセン。

投稿者: リモデンタルクリニック

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