院長のひとりごと

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2020.12.28更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

年内は12/28(月)までの診療年始は1/4(月)14時からの診療となります。

院長

 2020年を振り返ると、飛び交う報道でご通院に不安を感じた方もいらっしゃったと思います。誰も経験したことのない事態には、事実から得られる『知識』と、冷静に客観的に判断する『良識』が大切だと考えています。
 開院してから2019年末までに、インフルエンザ等のウイルス疾患に罹患してスタッフが欠勤することや、僕自身が罹患することで休院することはありませんでした。開院してから今までの清潔観念から、何かを一新したことはございませんが、僕もスタッフも37℃以上の熱があることは本年は一度もありませんでした。免疫力が落ちなかったせいか、むしろ昨年まで以上に元気に診療に従事できました。
 当院の清潔観念、感染予防対策が開院当初から徹底されていることが、客観的に分かったことは収穫だったと考えています。
「歯科医院では削った切削片が漂い、感染源となっている」との報道もありました。全国の歯科医院で、注水無しで歯を切削することが絶対になく、空気よりも軽い歯科材料、歯を含めた周囲組織はありません。なので、切削片は空気より重いのに漂っている訳がありません。ご不安に思われた方はご安心下さい。

 「今歯医者に行ったら、先生やスタッフさんが嫌がるってテレビで言うてて。どうしようと思ってました。」というお声を、本年はよく耳にしました。自主的に通院をお控えになった方で、むし歯が進行したり、歯肉が腫れたりと口腔内状況が悪化した方が増えたことに、僕もスタッフも心が強く痛みました。気になった時にご来院頂けていたら、少ない回数で治療できた症状が、悪化したことで通院期間や通院回数が多く必要になってしまったからです。

 学校で地震が起きたら、先生は生徒の安全をまず確保します。公共交通機関で事故が起きたら、操縦者は乗客の安全をまず確保します。火事が起きて一番に逃げる消防士さんはいませんし、事件が起きて一番に逃げるおまわりさんはいません。

 感染の最前線に立っているのは、今に始まったことではありません。このような事態のために、医療従事者は必要とされ存在すると僕は考えています。

 当院に従事する僕とスタッフは、お口のことでお困りの患者さんがいる中で、「自分よりも患者さんが感染しないように、自分が患者さんに感染させないように」医院の感染予防を行っていますし、「何よりも自分が感染したくないから」と、保身を最優先することは絶対にございませんことを、誓ってお約束致します。

 熱く語ってしまって申し訳ございません。「ひとりごと」ですので、何卒ご容赦下さい。

 ご自身の歯の健康を守るためにご通院下さったたくさんの患者さんに、本年も尽力させて頂きました。
2021年も、自身ができることを一生懸命に取り組み、目の前の患者さんに喜んで頂けるよう医院一丸となって研鑽して参ります。
 当院をご愛顧下さるたくさんの患者さんが、実り多き新年をお迎えになりますことを心より祈念しております。

投稿者: リモデンタルクリニック

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