院長のひとりごと

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2021.12.03更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

左上下のかぶせが外れたと患者さんがご来院されました。

初診時

 左上下の犬歯が天然歯で、切削を行うことのリスクや清掃性、患者さんの咬合力や咬合様式から考えられる治療計画書を作成し、患者さんに比較して頂きました。

治療計画書

 予知性が高い治療はインプラント、部分義歯、ブリッジの順でした。患者さんはインプラント治療を希望されました。左下は抜歯後、骨再生処置を、左上は隣在歯の根管治療を行わせて頂きました。CTシミュレーションを行い、手術計画を説明しました。

手術計画書

 インプラント埋入の2ヶ月半後に二次手術を行い、仮歯を作成し、咬み合わせを確保しました。患者さんに左で咬むことのリハビリの後、光学印象を行いました。 

光学印象

光学印象 

 自身のインプラント埋入の再評価を行い、補綴物の設計を行いました。最終補綴を装着しました。

左上処置前後

処置前後

レントゲンでの評価です。

パノラマ処置前後

 患者さんにご満足頂ける形でインプラント治療を終えることができました。患者さんはとても喜んで下さったので、良かったです。

医療広告のガイドラインに基づき、治療概要を記載致します。

治療名:インプラント治療

治療内容:骨再生後、2本のインプラントを埋入。仮歯作成後、光学印象、セラミッククラウン装着。

治療に際してご理解頂いたこと:局所麻酔が必要です。骨再生処置、インプラント治療では外科処置が必要です。インプラントドリリング時、歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。治療途中は歯を入れることができませんが、ご希望でしたら、部分義歯を作成致します。仮歯作成後は咬む感触、頬粘膜、舌に触れる感触などを慣らすために一ヶ月ほどリハビリテーションを行います。

治療後にご注意頂くこと:治癒は術後の患者さんの動向に依存する部分もあります。手術後2〜3時間は患部を良く冷やして頂いた方が腫れにくくなります。手術後当日は汗をかくような体を温める血行が良くなることは控えて、安静にして頂いた方が腫れにくくなります。2〜3日は腫れることがございます。装着している上部構造はオールセラミッククラウンなので、固い物を不意に咬んだ時に割れることもあります。しかし、中のアバットメントは全く無傷でいることが可能ですし、コンピューター内にデータがありますので、ご来院時には既に作成しているセラミッククラウンを装着できます。

施術時間:骨再生手術約50分、インプラント2本埋入手術約40分、2次手術15分、光学印象5分

費用:骨再処置、診断料、手術基本料、2本インプラント埋入手術、光学印象、2本セラミッククラウン装着、別で第二小臼歯のセラミック装着 約80万円

投稿者: リモデンタルクリニック

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