院長のひとりごと

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2023.08.18更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

ブリッジが外れたと患者さんがご来院されました。

初診時

 3本分のブリッジが脱離していました。一番奥の歯は残念ながら保存不可能な状況でした。手前の歯は根管治療を行えば、保存可能な状況でした。この先の事を考えて治療計画書を提示しました。

治療計画書

 患者さんはインプラント治療を選択されました。手前の歯の根管治療と並行して奥の歯の抜歯を行いました。CTシミュレーションを行い、手術計画書を提示しました。

手術計画書

抜歯後の部分には骨組織再生手術を行い、2本のインプラント手術を行うこととなりました。

 インプラント手術は患者さんは12時にお越しになり、局所麻酔後、歯のクリーニング、術前の資料採取を行いました。12:20に手術開始、12:45に縫合終了後、仮歯を装着。術後の資料採取を行い、資料を見ながら術中の説明、術後の注意事項を説明し13:00には医院を出られました。

 2ヶ月後、2次手術を行い、仮歯を適合させました。リハビリの期間に前の歯のセラミック治療を行った後、光学印象を行いました。

光学印象

 自身のインプラント埋入の再評価を行い、補綴物の設計を行いました。1週間後にカスタムアバットメントを装着し、印象後に最終補綴を装着ました。

最終補綴

 治療前後の比較です。

治療前後

患者さんはとても喜んで下さったので、良かったです。

医療広告のガイドラインに基づき、治療概要を記載致します。

治療名:インプラント治療、CEREC治療

治療内容:抜歯、骨組織再生手術後に2本のインプラントを埋入。隣在歯はセレック治療。仮歯作成後、光学印象、セラミッククラウン装着。

治療に際してご理解頂いたこと:局所麻酔が必要です。インプラント治療では外科処置が必要です。インプラントドリリング時、歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。

治療後にご注意頂くこと:治癒は術後の患者さんの動向に依存する部分もあります。手術後2〜3時間は患部を良く冷やして頂いた方が腫れにくくなります。手術後当日は汗をかくような体を温める血行が良くなることは控えて、安静にして頂いた方が腫れにくくなります。2〜3日は腫れることがございます。装着している上部構造はオールセラミッククラウンなので、固い物を不意に咬んだ時に割れることもあります。しかし、中のアバットメントは全く無傷でいることが可能ですし、コンピューター内にデータがありますので、ご来院時には既に作成しているセラミッククラウンを装着できます。

施術時間:インプラント2本埋入手術約20分、2次手術10分、光学印象5分。隣在歯のセレック治療1本約60分。

治療期間:根管治療〜仮歯装着約1ヶ月半、骨組織再生手術〜インプラント手術〜終了まで6ヶ月。

費用:診断料、手術基本料、2本インプラント埋入手術、光学印象、2本セラミッククラウン装着、隣在歯のセラミック装着 約85万円

投稿者: リモデンタルクリニック

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