京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
歯が外れたと患者さんが来院されました。
右下に奥歯がなく、左で噛むことが多かったようで左上も外れていました。

患者さんは右下に義歯を作りましたが使っておられなかったため、残る歯に負担がかかり、ドミノ倒しのように被せの脱離や歯の破折が頻発していました。奥歯に歯がないと前歯同士でした噛めなくなり、突き上げられるだけの上の前歯が脱離することとなります。人の口の中で、なくなったら社会生活で一番困るのは上の前歯です。外れた部分をどれだけ治しても、奥歯で噛めなければ、その場しのぎの治療、応急処置にしか過ぎません。根本を治したほうが良いため、治療計画書を作成しました。

患者さんが義歯を選択された場合は、右下の外れた歯は抜歯の方針でした。義歯を作製しても使用されないのが目に見えており、歯への負担を減らす見通しが立たないからです。インプラント治療を選択されるのであれば、頑張って保存していく方針でした。患者さんはインプラント治療を選択されたので、根管治療を行いつつ、CT撮影し、手術計画書を作成しました。

手術計画を説明し、同意頂いたのでインプラント手術を行うこととなりました。患者さんは14:00にご来院されて、局所麻酔、クリーニングを行い、14:20に手術開始、14:40に縫合終了。術後の資料採取を行い、資料を見ながら術中の説明、術後の注意事項を説明し15:00には医院を出られました。
インテグレーションを待つ2ヶ月の間に、右下の根管治療を終えました。その後、2次手術を行い、仮歯を適合させました。リハビリ後に光学印象を行いました。

自身のインプラント埋入の再評価を行い、補綴物の設計を行いました。保存した歯にクラウンを、インプラントにはカスタムアバットメントとセラミックを装着しました。

治療前後の比較です。

右下の欠損を放置しておられた時はとにかくよく外れていましたが、右下のインプラントのおかげで全く外れることがなくなりました。患者さんはその必要性をよく理解頂けたと思います。私としてはインプラント治療を選択頂けたおかげで、歯を抜かずに保存できたことが嬉しかったです。患者さんはとても喜んで下さったので良かったです。
医療広告のガイドラインに基づき、治療概要を記載致します。
治療名:インプラント治療
治療内容:2本のインプラントを埋入。仮歯作成後、光学印象、セラミッククラウン装着。
治療に際してご理解頂いたこと:局所麻酔が必要です。インプラント治療では外科処置が必要です。インプラントドリリング時、歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。
治療後にご注意頂くこと:治癒は術後の患者さんの動向に依存する部分もあります。手術後2〜3時間は患部を良く冷やして頂いた方が腫れにくくなります。手術後当日は汗をかくような体を温める血行が良くなることは控えて、安静にして頂いた方が腫れにくくなります。2〜3日は腫れることがございます。装着している上部構造はオールセラミッククラウンなので、固い物を不意に咬んだ時に割れることもあります。しかし、中のアバットメントは全く無傷でいることが可能ですし、コンピューター内にデータがありますので、ご来院時には既に作成しているセラミッククラウンを装着できます。
施術時間:インプラント2本埋入手術約20分、2次手術10分、光学印象5分。
治療期間:インプラント手術〜終了まで4ヶ月。
費用:診断料、手術基本料、2本インプラント埋入手術、光学印象、セラミッククラウン装着 約80万円








