院長のひとりごと

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2022.08.29更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

受付の堀本さんの誕生日をケーキとプレゼントでお祝いしました。

誕生日

 彼女の誕生日を当院で祝うのも10回めになります。当院のアポイントが、患者さんをお待たせしないように、歯科医師が行う処置や衛生士業務がかぶらないように、滞りなく円滑に進める事ができるのは彼女のおかげです。

 彼女が当院の就労を希望して面接を申し込み、その面接の日程調整の電話した時の印象は、10年近く経った今も覚えています。電話対応は受付業務の基本の一つなので、僕は面接の評価の一つとして、医院の電話でなく個人の携帯から電話しました。理由は、医院においては知らない相手から電話がかかってくることがほとんどだからです。
 プライベートな状況で、知らない電話から電話がかかってきたら、構えて当然です。もちろん、その電話対応のみで評価するつもりはありませんでした。ですが、彼女の電話対応は全く構えておらず、初めて話す人とは思えない和らかさを感じました。不安を感じて勇気を出して当院に電話をかけて下さる患者さんの不安を和らげるには十分な対応でした。僕だけが感じたことかと思い、直前に再度日程と持ち物確認の電話をする際には、副院長の個人の携帯から電話するようにして、副院長が感じた印象を確認しました。その結果、面接前には彼女の採用は決まっていました。

 僕は、不安を抱える患者さんへの思いやりや慈しむ気持ちは、テクニックなどの技術で身につくものではないと考えています。言葉や笑顔などの対応の根底に患者さんへの思いやりがあるかどうかです。なので、当院の従業員には、接遇マナー等の講習の受講を強要したことは一度もありません。僕は従業員に「目の前の患者さんに集中しなさい。医療従事者の接遇を講習会で学ぼうという姿勢は、間違ってはいないが見当違いだと考えている。患者さんの答えは患者さんが持っているから。まずは自身が健康であるように体調と精神を整えること。そして、考えるんじゃなくて、感じる気持ちを磨きなさい。」と伝えています。
 今まで病気で欠勤することもなく、日々元気に勤めてくれて、本当にありがたい限りです。

 堀本さん、お誕生日おめでとーう☆ 仕事は今のままでいいよ、プライベートもますます充実してステキな毎日が送れますように☆

投稿者: リモデンタルクリニック

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