院長のひとりごと

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2025.01.08更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
全体的に治したいと患者さんが来院されました。

初診時

初診時上の欠損部には部分義歯を作ったことがある方でした。義歯は使いづらいということでしたが、奥歯同士で咬めるようにしないと、前歯同士で咬むことになります。最終的には上の前歯が下の前歯に突き上げられることになり、ダメになってしまいます。まずは治療計画書を作成しました。

治療計画書患者さんは上顎にインプラント治療を選択されました。CTシミュレーションののち、手術計画書を作成しました。手術計画に同意されたので、上顎にインプラントを埋入しました。

上顎インプラント埋入上顎のインプラントの治癒待ちの間に下顎の治療計画書を作成しました。

治療計画書◯ 右下の親知らずがかなり近心傾斜しており、抜歯しないと咬合干渉を起こすこと
◯ 右下も左下もロングスパンのブリッジが入っているため、清掃性、咀嚼効率が悪いこと
◯ 右下に至っては、ほぼ1本で支えている状態であること
を説明しました。
患者さんは治療内容に同意されたので、右下と左下のブリッジを撤去しました。
 基本的には親知らずは抜歯した方が良いのですが、この左下はブリッジにより前方の支台歯に負担がかかっていると判断したため、今回は保存していくこととしました。

左下 次に右下を撤去しました。レントゲンでの診断通り、真ん中の一本で支えている状態でした。この真ん中の1本が長持ちするように、残根状態の歯と近心傾斜している親知らずを抜歯し、インプラントで負担を軽減していく方が良いことを説明しました。もし真ん中の歯に何かあったとしても、両インプラントでブリッジを作成することができます。

右下

患者さんには右下の親知らず、保存不可能だった第二小臼歯の抜歯に同意頂けたので、抜歯を行い、手術計画書を作成しました。

手術計画書次回から、下顎のインプラント手術を行っていきます。後半へ続く。

投稿者: リモデンタルクリニック

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