京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。
園で誕生日会があるたびに、「もう!ちーくんの誕生日はいつくるの!」と号泣していた息子ですが、ついに誕生日を迎えることができました。
息子の呼び名は『ちひろ』と言います。息子が妻のお腹にいるときに、妻が飼っていた猫の「ちーちゃん」が残念ながら亡くなってしまいました。産まれてくる子どもには「ちーちゃん」と呼べる名前をつけようと考えており、オリックスバファローズのエースの金子投手と同じ『ちひろ』と名付けました。
ちーちゃんの写真を見た息子は「これ、ちーくんがねこちゃんだったときのしゃしん〜」と言うことがあります。「え!?」とは思いますが、「ちーちーは男の子になって、お父さんとお母さんのところに来てくれたんだね。うれしいよ、ありがとうね。」と答えます。
息子が先日、手紙を書いてくれました。『すべり台で遊ぶちーくんとちーくんを見てるお父さん』の絵だそうです。遊園地や動物園に行って一緒に遊んだことよりも、息子にとってはすべり台の上やすべってる最中に自分の姿を見てる僕の姿の方が印象に残ったんだと思います。何気ないときに気づいたら傍にいて、喜ぶ時には一緒に喜んで、時には一緒に悲しんで。『気持ちに寄り添う』ことの大切さを息子から再確認させてもらいました。
やんちゃ者で、親としてはハラハラしつつも、たくましさを感じることもあります。目の前に喜んでいる人がいたら心から祝福できて、悲しんでいる人がいたらすすんで手を差し伸べることができる。そんな男に育ってほしいと思います。