院長のひとりごと

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2018.06.20更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

上の前歯が外れて、左下に歯がなくて咬みにくいと患者さんがご来院されました。

初診時

奥歯がないと咀嚼がしにくくなり、前歯同士でかみ合わせるようになります。その際、上の前歯は下の前歯から突き上げられるので、奥歯の欠損は上の前歯のトラブルにつながります。上の前歯の根の治療を終え、仮歯を入れて審美を回復ののち、左下に入れ歯かインプラントによる咬み合わせの確保を提案しました。患者さんはインプラント治療をご希望されましたので、治療計画書を作成しました。

治療計画書

歯肉

歯肉の形態で不自然な陥凹がありました。抜歯窩に不良肉芽が残っている可能性があり、このままだとインプラントの感染につながるため、再掻爬し、骨再生ののちにインプラント治療を行うことを提案し、同意頂きました。

手術計画書

骨再生後の治癒を待ち、手術計画書を作成しました。CTシミュレーションでしっかりと骨組織が確認できたので、安全に治療を行うことができると患者さんに伝えました。

術前術後

シミュレーションとの比較です。

術前術後

幾何学的に美しいインプラント埋入を行うことができました。

患者さんは11:50位に来院し、局所麻酔とクリーニングを行いました。12:15から手術を開始し、12:40に終わりました。術中•術後の説明を行い、13:00には医院を出られました。

緊張しておられましたが、患者さんに負担を少なく行うことができて良かったです。9月の上旬には仮歯が入り、奥で物を咬むことができます。患者さんが喜ぶ顔を見るのが待ち遠しいです。

投稿者: リモデンタルクリニック

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