院長のひとりごと

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2020.08.11更新

京都 四条烏丸の歯科医院 RIMO dental clinicの院長 小川智功です。

前歯をきれいにしたいとご希望の患者さんが来院されました。

 治療前

コンポジットレジンでの対応が数多く広範囲に行われており、左上側切歯は神経が失活している状況でした。患者さんには歯間形態と歯並びを修正することは歯周組織の安定につながること、色調に恒久性のあるセラミッククラウンを選択することで、以降は他の歯の治療に専念することが可能になることを説明しました。患者さんはセラミック治療を選択されました。

治療後

治療範囲は4本で、うち1本は神経の治療が必要でしたが、3本は神経を温存して治療を行うことができました。側方からの比較です。

側方

右上犬歯部遠心の歯肉の腫脹も治りました。犬歯は可能な限り切歯形態に修正しています。

治療後

患者さんは怖がりの方でしたが、非常に頑張って下さいました。治療後の結果にとても喜んで下さいました。

治療概要を記載致します。

治療名:CEREC審美治療

治療内容:局所麻酔を行い、歯を切削し、仮歯を装着。患者さんに形を同意して頂いた後に、光学印象と印象、シェードテイクを行いました。セラミッククラウンはいったん仮着し、実生活して頂き、装着感を患者さんに確認の後、セラミッククラウンの色や形に変更がないのを確認し合着しました。

治療に際してご理解頂いたこと:生活歯なので、治療の際に毎回局所麻酔が必要です。歯の切削に伴い、振動などの違和感があります。治療は神経を保存していくことを優先します。しかしながら、患者さんのご希望する形にするために歯の切削を進めた結果、しみる症状が出た場合は神経の処置を行うことが必要となります。1本は既に神経が失活しているため、神経の治療を行います。

治療後にご注意頂くこと:3〜6ヶ月に1度のメンテナンスが必要です。不意に固い物を咬んだり、歯みがきがきちんとできていなくてむし歯ができたり、必要なメンテナンスの期間を超えて放置していたりするとセラミックが破折することがあります。

治療回数:6回

費用:CEREC治療(4本分)約31万円(ファイバーポストによる支台築造費用を含む)

投稿者: リモデンタルクリニック

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